タチカワのローマンシェードチェーン式ダブルタイプを検証する。 » カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記

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タチカワのローマンシェードチェーン式ダブルタイプを検証する。

年末のバタバタ時期に立川ブラインド工業のローマンシェードーチェーン式ダブルタイプをとりつけました。 

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ローマンシェードの前幕と後幕を1台のメカでするのをトーソーはツインシェードニチベイはダブルシェードタチカワはダブルタイプと呼んでおり、ほとんどのファブリックのメーカーはトーソーのものを使っていて圧倒的シェアがあるため今やツインシェードと言われることが多いのです。当店では今まで最初に出したニチベイに敬意を表してダブルシェードと呼んでいます。

昨年、トーソーがクリエティドラム式ツインという操作をチェーンでできるものを出して大ヒットしました。これは比較的大きなサイズでも出来まして操作が軽いのですが、前幕用と後幕用の操作チェーンが2本あります。

それに対して、今秋タチカワはこのダブルタイプのものでチェーンが一本でできるものをだしました。これが今年のインテリア業界での一番のヒット商品じゃないかといわれるぐらいの人気商品になっています。

スマートでカッコいいので私も一度使いたかったのですが、当店の加工所はトーソーのクリエティのドラムツインのメカを在庫をしている関係でダブルタイプのドラムに関してはずっとトーソーのメカでした。

今回の現場は窓枠内側に取り付け希望だったので、それならチェーンが2本あるより、1本のものがすっきりきれいなため、タチカワのダブルタイプチェーン式を使いました。

ほとんどの業者は生地をメーカー(この場合はタチカワとかトーソー)に送ってメーカーの方でマイメードという形で縫製組み立てをしてもらって完成品として納品されます。

私どもの場合はシェードばかりやっているいい縫製工場を持っているので、キットセットをメーカー(タチカワ)から購入して、それを縫製工場に送って、そこで生地の縫製と組み立てをするのですが、今回は年末ぎりぎりの仕事で納期的に間に合わないため、生地は縫製工場で縫ってキットは当店に送ってもらって当店で私が組み立てました。

そのため、キットが来るまでに縫製にかからなければ間に合わないため、縫製も先行してやります。初めて使う商品なので、縫製の指示のやり方をタチカワに電話して聞いても大阪支店では誰もがわからないというし、そんな問い合わせは今まで受けたことが、ないというのです。
おいおい。

見本帳には載っていないので、調べてもらってキット取り扱い説明書をファックスしてもらいました。そこには縫製のポイントというのがあり、おおまかなことが書かれていました。

私が一番知りたかったの前幕のドレープと後幕のレースの縫製サイズで、仕上がり高さに何センチ差をつけると同寸になるかということなんです。

タチカワの説明書の縫製のポイントには目安となる生地の仕上がり高さ寸法として前幕の高さマイナス50ミリが後幕の生地の仕上がり寸法と書かれているのです。

縫製の指示をするのに目安はないやろ~。

この50ミリマイナスしたら前幕と後幕の仕上がりサイズがちょうどになるのか1センチあがるのかどうかがわからないのです。

トーソーならば、ドラム式のツインシェードの場合、前幕と後幕は40ミリマイナスしなさいと書いてあり、その場合は前幕と後幕の差が10ミリでて、うしろが短くなりますよと図で説明書きされています。これならばよくわかりまして、私どもは枠内付けする場合は後幕の仕上がりサイズを30ミリマイナスの指示で同寸にします。そうしないと、枠内付けで前幕を1センチあけると、後幕が2センチ開いてしまい、後幕がレースでずっと降ろした状態で2センチあいていたら開きすぎなんです。

タチカワに、50ミリマイナスするとその差は何センチなのかと言うことを確認すると工場などにきいてもらって約1時間かかって、その差4ミリということがわかりました。

今回の現場は枠内付けで、手前が暗幕地のため、窓枠との差をほとんどなくしたかったのです。ほぼぎりぎりのサイズでつくる(そうしないと光漏れが大きいため)ので、レースが4ミリあがりならばOKなのでその差50ミリで縫製指示をだしました。

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上の写真は、施工後のもので手前のドレープ(左の写真)は枠上ぎりぎりにしてレース(写真右)は少し上がるようにしています。

立川ブラインド工業御中

縫製のポイントを拝見しましたが、かなり素人ぽいですよ。トップ縫製の指示なんかもマジックテープの縫い付ける位置は上部から3ミリのところになっていますが、これじゃブラケットが丸見えになりますので、前幕は上部から10ミリのところからマジックテープを縫い付けようにし、後幕は3ミリのところから縫うようにした方がいいと思います。それともっと社員は自社商品について勉強してください。この業界で価格の勉強は1番かもしれませんが、商品の勉強は1番していないと思います。なにか

組み立ては私がしまして商品の勉強をしました。縫製は当店の加工所でしました。

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以前はメーカー縫製では後からコードを入れられるeフックをつかっていなかったのですが、今はトーソーもタチカワもeフックを使っていてずっと前からつかっている当店はそれをアピールできなくなりました。(川島織物セルコンは昔からの古いタイプのリングつきテープを使っています。)

 

当店ではリングは均等ピッチになるようにつけていますので、この場合は仕上がりサイズが170センチで上下分マイナス6センチして20,5センチピッチにしています。メーカー縫製では大概は20センチピッチのリング付きテープを使っています。このケースではその差5ミリで、そんなにかわらないと思われるかもしれませんが5ミリの差が8ピッチあり、最後で40ミリ違ってきます。一番上のウエーブがメーカー縫製でいくと24センチになり、そこだけが大きくなるのです。当店の場合は均等ピッチになり、そこがこだわりです。

取り付けました。

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やはり、操作チェーンが1本で前幕と後幕を動かすことができるのはシンプルでいいです。前側のチェーンを動かすと前幕が動き、うしろのチェーンを動かすと後幕が動き、操作も簡単でわかりやすくていいです。

 

でも、前幕が遮光の生地で少し重いのか、止めるときにギアーが空回りしてずずず~とすべる傾向があるのです。
タチカワの場合、いつもそうなんですが開発に時間とお金をかけていないので市場にでてからクレームが起こって改良するのが得意なんです。このケースも少しギアーが弱くて、1年ぐらい経つと消耗が激しくなりストッパーがきかないというクレームが起こらなければいいなと祈るばかりです。

取り付けたあとに、ひょっとして生地が重たくて規格外になっているのではと思って残布を計ってしらべました。重さは334.4g/㎡で、タチカワの条件である生地の重量380g/㎡はクリアしていました。

この商品はすごくいいですが、大きいサイズや少し重い生地を使う場合はもう少し様子を見てから使った方がいいかもしれません。小さい窓には使わせていただきます。

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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です

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