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カーテン夢工房

カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記

カーテン夢工房の社長ブログです。

カーテンの防炎の問題

先日、同業者と話をしていたら、「カーテンの吊り替えに関して」お互い協力してデータをとって分析しようという話がありました。

最近は新築物件のカーテンが少なくなってきていますので、吊り替えのお客様の比率が高くなってきています。

しかしながら、感覚的になんとなく思っていることはあるのですが、データとしてきちっと出していないのです。
知りたいことは、①何年で吊り替えされるのか②選ぶ生地の傾向③カーテンの予算(1窓あたり)④吊り替えされようとしたキッカケは何か⑤購入者の年齢 ⑥以前購入されたところはどうなったか。そこで買わないのか⑦カーテンクリーニングはどうされていたか

多分、メーカーもこのようなリサーチはしていないと思います。
その割には、これからは住宅着工件数は伸びないのだから吊り替え需要を狙いましょうなんていってますが、それに見合った商品開発をしているのかどうかは疑問です。

感覚的にわかっていることは、建物も室内も古いので、今流行りのカーテンは売れないという事です。

何軒かのお店でやって、データを持ち寄れば売れる商品の傾向もでてくるのではないかと思っています。
ご協力していただける同業者がおられたら一緒にやりましょう。

さて、本題です。

グアムの話はまだ続きがありますが、あまり遊びの話ばかり書くとカーテン屋のブログとしてひんしゅくを買いそうなので、今日は真面目な話です。

グアムの話は、また明日にでも書きます。

カーテンの防炎(ぼうえん)の話です。

エンドユーザー側の立場でいうと、消防法というのがありまして、31m以上の建物では、防炎カーテンを使わなければならないという規定があります。(消防法8条の2と3)

31m以上というのは11階建て以上にあたりまして11階建て以上のマンションにおいてはたとえ1階にお住まいでも防炎カーテンを使用しなければなりません。一般の住宅においてはその限りではありません。)

現実においては、一般のマンションにおいては消防署からの立ち入り検査もありませんし、罰則もありませんので関西においては、その意識は低く、必ずしも防炎カーテンをされていません。

最終的にお客様の判断ですが、我々としてはコンプライアンス(法令遵守)の立場でお客様に告知して、そういった商品を用意しなければなりません。

当店では、「防炎レース」のお買い得品を用意しています。

防炎(難燃糸)で、形状記憶加工付き、ヨコ使いで幅継ぎなし、2倍使い、3つ山、本縫い、裾ロックで

幅200×高さ280センチで9450円(税込)から商品を用意しています。

防炎形状記憶加工付きですからたいへんお買い得になっています。

マンションの大きな窓にぜひおすすめです。

カーテンの防炎問題をメーカー側の立場でお話をします。
ユーザーはスルーして下さい。)

まずは2009年7月14日のブログ「初めてオーダーカーテンを注文される方への講座⑥ 防炎カーテン」をお読みください。
http://www.curtainkyaku.com/blog/51979091.html

このときに、インテリア業界で防炎処理材の問題で大きな動きがありますと書きました。

「防炎処理剤はハロゲン系と非ハロゲン系(ノンハロゲン)がありまして、ハロゲンの臭素系難燃剤HBCDが水質汚染要因になるということで、ハロゲン系の防炎剤は使わないようにしようという方向性になっています。

日本インテリアファブリックス協会は2011年3月までにハロゲン系の防炎剤は使わないようしようという指針を出しました。 」

業界に先駆けて、川島織物セルコンだけが、その時から(フェルタという見本帳から)すべて非ハロゲン系の防炎剤を使っています。

さすがに、地球環境のことも考えた「エコ・ファースト」企業で立派なことです。

しかし、その後にだしたメーカーは、新しい商品は非ハロゲン系にしていますが従来からある商品はそのままで、すべて非ハロゲンにして追随するということはありませんでした。

川島織物セルコンだけが、フェルタ、プルミエの商品では全点、非ハロゲン系の防炎剤を使っていますが、自社ブランドのコントラクト用見本帳「Green days」や住宅メーカー用見本帳「メゾンドコンフォード」では従来のやり方でやっているため、前向きなすばらしい自社の企業姿勢をまったくPRしないのです。

そうこうしているうちに、日本ファブリックス協会で、指針としている2011年の3月が近づいてきていましてこれから出すメーカーの動きはどうなるのかという問題があります。

2010年10月19日に環境省が報道発表した資料があります。こちらをご覧ください。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13050

これによると、前のブログで書いています、残留性有機汚染物質を国際的に規制するストックホルム条約(ポップス条約)の方向性を受けて、「難燃剤等に用いられるヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)については、リスクプロファイル案を審議し、当該物質が長距離移動の結果重大な悪影響をもたらすおそれがあるとの結論に達し、リスクの管理に関する評価案を作成する段階に進めることが決定されました。 」となっています。

日本においても来年あたり、ハロゲン系の防炎剤は完全に使用禁止になる可能性もあります。

そこで、2月に新しい見本帳をだすフジエテキスタイルはカーテンの防炎問題に対してどのように取り組んでいるのかを聞きました。

フジエは、新しい商品に関しましては非ハロゲンの防炎剤をすべて使っており、継続商品に関しては一部従来のものを使っているのはあるが順次、非ハロゲンのものに変更していっているとのことでした。

気になることは、フジエテキスタイルは日本インテリアファブリックス協会(NIF)の正会員でありながら、NIFで取り決めた防炎のマークを昨年から使っていないのです。
フジエだけが独自のマークにしました。これは業界のためによくないです
そして見にくいです。
なにか裏があるのではないかと考えてしまいます。

五洋インテックスが日本ファブリックス協会の正会員ではないから、ウオッシャブルマークを協会で取り決めたものと違うものを使うというのならわかりますが、協会の正会員であるフジエテキスタイルが今までの見本帳「ID 3」では、協会が取り決めたマークを使っていて今回は使わないのはどうしてなんでしょうか?

防炎マーク
これが日本インテリアファブリックス協会で決められたマーク

フジエ防炎ラベル_001

これがフジエテキスタイルの防炎マーク

参考までに五洋インッテックスが使っているウォッシャブルマーク五洋ウオシャブルマーク

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