カーテン夢工房

カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記

大阪市西区で「カーテン夢工房」というカーテン屋をしている私が日々感じることを書いていき、ホームページ上で公開していきます。業界の話やお客様の話など、仕事を絡めながら私自身の考え方を書いていきます。

ドレープの裾巻きロック

8月9日のブログで紹介しましたシームレスドレープは280幅の生地でヨコに使いますので、通常上下折り返し分を40センチ必要と計算しますと製作サイズの最大丈は240センチになります。

丈240センチ以上は出来ないという事になるのですが、オーダーカーテンの場合、裾は10センチで3重になっていることが多いので、そこのところを3重にしなければさらに20センチ長くつくることができます。

裾をヨコ使いのレースでよくやるような巻きロックにします。

裾は折り返していません。江戸組紐を巻きロックして1.5倍使いの形状記憶加工をしています。形状記憶加工をしていますのでウエイトは入れてません。

後ろから見ても折り返しはありません。

 

シームレスドレープを高さ256センチある階段の間仕切りに使っています。そのため、裾は巻きロックでしかできませんでした。(画像はクリックで拡大します。)

 

(画像はクリックで拡大します。)

小さなお子様がおられるので、メカ物ではなくカーテンにして開けた時のたまりが大きくならないように1.5倍使いにしてボリュームを少なくし、それでいてウエーブがきれいにでるように形状記憶加工をしています。

節電しなければならない夏に、冷房効率が悪いとの事で間仕切りにカーテンをつけました。冬は暖房効率を高めるためにまた利用できまして、春秋ははずしておくというような使い方ができます。

 

この裾巻きロックはヨコ使いの生地ならば高さは低くてもオプションでやります。
同業者に聞くと、ドレープ(厚手生地)で、以前裾巻きロックをしたら、すっきりするのでひじょうに評判がよかったとのことで、今回、このようなこともできるということで画像をアップいたしました。

 

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シームレスドレープ他店との比較

インテリア業界で高く評価されている業界紙「インテリアビジネスニュース」8月10日号の社説『底流』に「ブランド活用の再考」というのがありました。

以前は、インテリア販売店の競合相手は同じ地域の同業者で、価格競争をさけるために、ブランドメーカー品を自社品番・プライスにしているところが多かったのですが、今や競争相手はニトリ、イケア、ケユカや低価格均一オーダーカーテンショップ(業界内では1万円ショップと言われている所)等の価格訴求型の大型店となってきており、それらの店は自社ブランドの為、インテリア専門店はあえてブランドメーカーを前面に出した方がいいのではという主旨です。

それも1つの差別化でもありますが、インテリア業界のメーカーを前面にだしたところでエンドユーザーは認知しているだろうかと思っています。

当店の来店者アンケートで「カーテンメーカーでご存じのメーカーは?」というのがあります。

近々の200件をみたら、1位がサンゲツで33人(16.5%) 2位がカワシマで17人(8,5%)、3位がスミノエで8人(4%)でした。あと4位がリリカラ、5位がフィスバでした。

2位のカワシマでも、正確に川島織物セルコンと書いた人は誰もいません。ほとんどが「カワシマ」か「川島織物」で「セルコン」という人も1人おられました。

1位のサンゲツでも、「サンゲツカーテンありますか」とか「サンゲツカーテンがほしいです」と言われる方は誰もおられません。たまに電話があって「サンゲツカーテンは何割引きですか」というのがあります。こちらの割引率を伝えると、プチっと電話が切れてそのあと音沙汰がありません。

私は、エンドユーザーにインテリアメーカーのブランドイメージはないと思っていますので、メーカーのブランド力を前面にだしたところで、同業者間の割引率競争になるだけで差別化はできないと思っています。

 むしろ、インテリア販売店で仕入れに努力している会社とそうでない会社では、大きな差がついてきていると思います。なんの努力もせず、メーカーの与えられたものを販売してるだけならば生き残れないのです。

だからと言って、地域密着のインテリア販売店が大型店に対抗していくには1社の力ではどうすることもできないのです。

考え方が同じの販売店は、グループ化して勉強をして、共同仕入れもしてブランドをつくっていかなければならない時期が来ていると思っています。

 

さて、本題です。

8月9日に書いたブログ「シームレスドレープ」は同業者やメーカーが関心を持ってくれています。親しい同業者からも電話がありました。

 価格が幅200×丈240センチで2倍使い・形状記憶加工付きで10500円にした事によって、価格訴求型のニトリ、イケア、ケユカや低価格均一オーダーカーテンショップ(業界内では1万円ショップと言われている所)の大型店と対抗できるようになったのです。

私は同じ土俵で勝負するつもりはなく、価格以外のシームレスや形状記憶加工、防炎等を訴えていきたいと思っていますが、その前に大型店の商品とどこが違うのかということを説明しなければなりません。

当店のシームレスドレープ

具体的にニトリ、ケイユカ、関西で代表的な低価格均一オーダーカーテンショップ(業界内では1万円ショップと言われている所)であるカーテンDOとジャストカーテンを例にあげて説明をします。

続きは次回に

 

 

 

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シームレスドレープ新発売

以前、オーダーでご注文を頂いてカーテンを納品したところ、あとから電話がかかってきて
『オーダーで注文したのにカーテンに巾継ぎがある。こんなのオーダーと違う。返品や。すぐに取りに来い』と怒られたことがあります。

一般的にはカーテンの生地巾は100,137,150センチ巾が主流で巾継ぎをしないとできないのです。

 

既製カーテンで150巾の生地を使って1.5倍使いで100センチ巾のカーテンを片開き2枚で両開きで200センチにした場合は巾継ぎなしでできます。

オーダースーツだって、背中のど真ん中に巾継ぎがあるんです。

カーテンを販売している側にとっては常識なんですが、エンドユーザーにとっては『オーダーカーテンで巾継ぎがあるということは驚くことなのか』 事前によく説明していなかったことに悔しい思いをしました。

それからは、巾継いでいる縫製サンプルも作り、事前に説明をすることにしました。

      『オーダーカーテンは巾継ぎが入るのです。』

その一方、巾継ぎの入らないカーテンというのもあることはあり、ヨコ使いの280センチ巾の生地で、その商品を集めて巾継ぎの入らない商品コーナーというのも作ってみました。

280巾のヨコ使いのドレープは、織機の関係や在庫の関係で国内メーカーでは少なくて、スペイン産のものが多いのです。そこでスペイン産の商品を集めたのですが金額的に高くなりあまり売れなかったのです。

 

オーダーカーテン屋を始めて苦節25年、巾継ぎの入らないオーダーカーテン(シームレスドレープ)をつくりたいと思ってやっとできました。

280センチ巾の生地をヨコに使うと巾継ぎをしなくてもいいのです。

134点集めました。

ついでにきれいなプリーツをだすために全点形状記憶加工をつけました。
本格的な真空窯でするタイプでウエーブの型崩れがしにくくて、丸みをおびたウエーブがでます。芯地はメルト芯地を使っています。

巾継ぎの入らないカーテン(シームレスドレープ)は大きな窓に使うときれいなので、マンションの大きな窓に対応できるように防炎の商品も用意しました。

最近は大きなテレビが一般化し、リビングがシアタールームになっていますので、昼間でもテレビがきれいにみえるように遮光2級~3級程度のカーテンも用意しました。西日対策ににもちょうどいいぐらいの明るさです。

 

そして価格も前回の失敗をふまえてがんばって安くしました。

生地はたっぷり2倍使いで、全商品統一価格で

         幅200×丈240センチ で 10500円

         幅500×丈240センチ で 26250円

どや

 

 

 

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