リリカラのウイリアムモリスのカーテンをとりつけました。

国内のファブリックメーカーの間ではモリス戦争が起こっています。

マナトレーディングがずっと以前からイギリスから輸入してます。

プリントの商品です。

川島織物セルコンが20年程前に、版権を得て国内でウイリアムモリスの

ジャガード織で製造販売しました。今や川島織物セルコンのメイン商品と

なっています。

リリカラが昨年版権のもっているイギリスのヴィクトリアアンドアルバート

博物館とコラボして日本でジャガード織で製造販売しました。

サンゲツも昨年ウイリアムモリスのメーカーであるイギリスのサンダーソン社と

業務提携して国内でジャガード織で製造販売しました。

その4社比較はこちらのブログをお読みください。

ウイリアムモリスの4社比較 その1

 

ウイリアムモリスの4社比較 その2

 

今回取り付けたのリリカラのウイリアムモリスの「エイコーン」という商品

LS63008

カーテンが1.5倍使いとプレーンシェードです。

左のシェードは窓のシャッターが閉まっている状態で透け感がなく、

本当の生地の色に近い状態です。

原画はマナが輸入している生地で143cm巾に2柄入っています。

リリカラは4柄入っています。

 

デザインは各社よく似ていますが、色はぜんぜん違うのです。

↑ リリカラは日本の住宅に合う色にしたという説明をうけています。

その意味がよく理解できていないのですが、元気がなくて暗い感じが

するのです。

川島織物セルコンは明るくて元気のでるいい色だと思います。

打込み本数も他社より多いのです。

でも、川島織物セルコンの営業はプライドが高くて、あまり自社商品を

アピールしないのです。

誇りを持っているのはいいのですが、埃も積もると・・・

 

リリカラは価格が安いのです。

生地は他の2社に比べて薄いのですが、カーテンとしてはそれなりの

ボリュームはあります。

糸の打ち込み本数は縞見ルーペで調べればすぐにわかるのです。

1インチ間に糸が何本あるかを見ます。

サンゲツ、川島織物セルコンは経糸が180本ぐらいに対して、

リリカラは160本ぐらいです。(当社比)

糸の本数は少ないのですが、価格は安いのでコスパという点では

一番いいのです。

でも、リリカラはおとなしいのであまりPRしないのです。

打込み本数だけが価格決定要素ではないですが、一つの

エビデンスになるかと思います。

「映えるでしょ」だけではカーテンは売れないのです。

ウイリアムモリスの売り込みに一番熱心なのはサンゲツでしょうか?

「必死のパッチ」が伝わってきます。

 

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