ハトメカーテンとは、
カーテンの上部に丸い穴を開け、
ポールを直接通して吊るスタイルです。
”ハトメ”とは布に開けた穴が裂けないようにするため、周囲を保護する為の金属の輪のことです。
形状が鳩の目に似ているという説がありますが、定かではありません。
でも、そう思ったほうが面白いですね。
小さいものは私たちの身の回りによく使われています。
例えばファイルの表紙の紐通し穴や、
紐靴の穴にもハトメが使われる場合があります。
カーテンを支えるためのハトメはちょっと大きいです。
店内に展示しているサンプルはハトメの直径が約4cm。
もっと径の大きいハトメも、径の小さいハトメもありますので、イメージに合わせた仕上がりが出来ます。
その”ハトメ”にカーテン用のポールをくぐらせて吊る、
すっきりとした印象のカーテンスタイルです。
素材感のある生地や、柄の面白い生地は特にそのよさを引き出すことができるでしょう。
基本的には装飾タイプのカーテンレールのポールを利用します。
S字フックを利用して機能性カーテンレールに取り付ける場合もあります。その際はハトメの大きさとS字フックの大きさのバランスが問題です。
当店のハトメ、
ピッチが均等ではないのです。※オプション
フラットカーテン同様、前に出る山の部分と、後ろに行く谷の部分の差を緻密に計算して作っています。
谷の部分をなるべく小さくすることで、壁との緩衝少なくおさえます。
山に来る部分を多くとることで、見た目のボリューム感や安定感が増します。
"自然な"仕上がりの演出をするために、自然に任せず意識的な操作をしています。